ゴルフ話3

先日久々のラウンドに行った。場所は兵庫県のとある高級な接待向けゴルフ場。メンバーはいつものごとく師匠と「プリッと先生」と3人で。まぁ私の練習ラウンドである。今回の課題は「振る」である。と言うのも師匠から「パワースイングトレーナー」という練習器具をお借りしたのでそれの効果を実践で試すの為のラウンドになった。この「パワースイングトレーナー」とはクラブのシャフトを半分程の長さにして羽根を付けた物で、正しいスイングプレーンとヘッドスピードをアップさせ、飛距離を伸ばす為の練習器具である。

重量も約1㎏ほどなので素振りの際の体幹トレーニングにも効果があるらしい。トップの位置からインパクトまでは抵抗を受けない様に、そしてインパクトからフィニッシュまでに一気に振り抜く、その際に気をつけるのが「音」である。トップからインパクトの位置までは

ほぼ無音で限りなく抵抗を無くし、インパクトからフィニッシュまでの間で「ブーン」と音がでるように振り抜く。

これで「振る」力を養うのだ。最初は少々難しいのだが、慣れてくると簡単で私もをすぐにコツを掴んだ。と共に少しの自信をつけ当日のラウンドを迎えることになった。師匠と「プリッと先生」の見守る中緊張の第1打。イメージはできているので練習と同様に思い切り振ってみた。「カキーン」といい音が鳴りボールは高い弾道で飛んでいくのだが方向が悪くまさかのOB。だが明らかに飛距離は伸びている。

クラブを効率良く振り抜くことができた。その後気をとりなおしてプレイング4から打つ際に師匠からの一言が「マン振りでいこう」

「えっ!?マン振りで！？」ここは番手を下げて軽く振ればいい所なのにまさかの「マン振り」指示。そうか今日のテーマは「振る」

だったと思い出し8番アイアンで思い切り振り抜いた。結果は見事にグリーンオンし、1パットのボギー中々の出だしである。

次の2番ホールもティーショットはもちろん「マン振り」で今回は方向もバッチリでパーをとれた。3番ホールのショートも当然のごとく

アイアンを「マン振り」グリーンを突き抜け結果はボギー。その後も師匠の「マン振り」指示は続き、パター以外のショットはほぼ「マン振り」でラウンドを終える。結果は少しスコアは良くなったものの疲労感が半端ない。だが「パワースイングトレーナー」の効果が十分に発揮でき私的には満足の行くたラウンドであった。でも師匠さすがに全ホール「マン振り」はキツイっす。帰宅後は全身湿布でミイラのようになりました。ゴルファーの皆様も「振りすぎ」には注意ですよー（笑）

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